今も今、テレビを見ていて「ねごと」というバンドの『カロン』という曲にちょっと捕まれてしまった。
平均年齢二十歳未満の若いバンドらしい。auとタイアップしてるというからあっという間にメジャーになるんだろうと思うけど、魅力あるから売れたっていいと思う。
去年の12月以来、ほぼ毎日30分あまりのウォーキングを自分に科しているんだけど、そのおかげで毎日30分、MP3音質ながらも音楽を聴く時間を持てているのがうれしい。
借りてきてはダビングして「積ん読」ならぬ「積ん聴」状態だったCDの山もだんだん消化できてきた。消化って言い方も何だけど、なんせすでに「積ん」じゃってるわけだから言葉を選んだってしょうもない。
以下、断片的な感想文。なるべく聴いた順に並べようと思ったけどまったく記憶が不確かなので、ほとんど順不同みたいになってます。
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○井上陽水『GOLDEN BEST』
『少年時代』が途方もない名曲だってことはよくわかってた。でも僕は昔、この人がちょっと感覚的に苦手だった時期があって。(コソ
ほかの曲は『傘がない』のいたずらな詠嘆調とか、なんとなくイラッと来る歌謡フォーク的な傾向が強いんじゃないか、むしろそういう傾向の中から生まれた奇跡的なくらいの大傑作が『少年時代』だったんじゃないのか、となんとなく思ってた。
でもこのベスト盤を聴いてみると、違ったね。(笑)1曲1曲に企みがあるっていうか。今から聴けば古い感じの曲が多いけど、次はこうしてみよう、次はアレを取り入れてみよう、という意識がはっきり感じ取れて、野心的なミュージシャンだったんだってことがよくわかった。
忌野清志郎と仲良しだったり、奥田民生とユニット組んだりしてたのもむべなるかな。
○森川美穂『ゴールデン☆ベスト』
森川美穂、と聞いてわかる人はあまりいないと思う。というか、僕もわからない。
でも『ふしぎの海のナディア』のテーマ曲を歌っていた人、といえばわかる人もいるはず。
まさにあのオープニングテーマを聴きたくて借りた。この曲は素晴らしい。
○ヴァセリンズ『Enter The Vaselines』
この音痴さは意図したものなんだろうか、とだいぶ悩んだ。(笑)
ひとたび時代が違ってしまうと、うーん・・・という感想。ギターは上手。
○school food punishment『amp-reflection』
ちょっと蓮っ葉で端正な感じのボーカルがハイスピードで歌う。すごく「現代的」な感じのするアルバムだった。
わりと素直に、カッコいいな、と思った。
○相対性理論『シンクロニシティーン』
ほかにあまり聴いたことのない感じ、を珍しくも持っているバンド。1曲目の『シンデレラ』を聴いたときは、それでもちょっと「和」のテイストに寄り添う感じなのかなあ、と多少狙いが見えるような気もしたけど、2曲目からむしろ自由になっていく。(笑)
すごく耳元で歌う感じがときどきくすぐったい。
○フジファブリック『SINGLES 2004-2009』
訃報の件があって、ファンたちの嘆きを聞いて、それだけ愛されたバンドだったなら聴いてみたいと思って借りた。
でも、もちろんとても上手なんだけど、僕にはどうもあまり伝わるものがなかった。
○suzumoku『素晴らしい世界』
suzumokuは以前聴いた『コンセント』と『プロペラ』がとてもよかったけど、この3rdアルバムは少し落ちる感じ。
○東京事変『スポーツ』
これは名盤。東京事変は、というか、椎名林檎は落ちないなあ・・・。
ほかのアルバムも改めて聴きたくなった。
○ASIAN KUNG-FU GENERATIONほか『NANO-MUGEN COMPILATION 2009』
テレビで見かけたアジカン『夜のコール』が魅力的だったので調べてみたら、普通のアルバムには入ってないようだったのでこの企画盤みたいなアルバムを借りてみた。
いろんなアーティストが1曲ずつで参加しているためもあってか、それぞれすごくがんばった曲を提供している感じで結果、粒ぞろいのおトク感。(笑)
いろんなアーティストがいるんだなあ、と思ったよ。
○井上陽水奥田民生『ショッピング』
井上陽水奥田民生はやっぱりすごかったんだなあ、と今さらながら。
『ありがとう』をやたらとテレビで聴いていたけど、ほかにもぞろぞろいい曲があったよ。ちゃんとアルバムで聴かなきゃダメな作品だった。
○ズットズレテルズ『第一集』
すごい演奏能力とパワーのあるバンド。歌詞もアホじゃないのが好印象。
圧倒的なフィジカルに支えられたサウンド、という感じが少し個人的に疲れたけど(汗)、このバンドはいいと思う。
○オカモトズ『オカモトズに夢中』
ズットズレテルズのメンバーがやってるバンド、ということでいいのかな??
サウンド的にも似た感じ。素晴らしいけど疲れる、という感想も一緒。(笑)
○●『ゴールデン☆ベスト』(毒っぽいのでちと伏せました@2011/9/3)
ずっと前、久米宏時代のニュースステーションか何かでこのバンドの存在を知って衝撃を受けた。すごい、と思った。日本にもこういうサウンドを演じられるバンドがあったんだ、それもかなり昔から!って。
そして、このアルバムで久々の再会。・・・あれ?と思った。(汗
耳が肥えたのか、あるいは耳が腐ったのか、よくわからない。ただ、違うということはわかる。よくがんばってるけど無理がある。というか、そもそも「よくがんばってる」なんて言い方自体が冒涜だろうし。でもそう聴こえてしまうんだからしょうがない。
音楽って難しい・・・。
○ディープ・パープル『ヴェリー・ベスト・オブ・ディープ・パープル』
上の●を聴いて「あれ?」となって、なんか釈然としないまま彼らのいわば本家であるディープパープルを聴いてみたのは、ひとつには「僕は根本的に、そ もそもこのジャンルが好きじゃないんじゃないか?それで●を聴いた感想もおのずと落ち気味だったんじゃないか??」という疑念がよぎったから。
結果としては、本家はよかった、という残酷な結論になりました。ハイウェイスターとかはあまり好きじゃないけど、ユニゾンで一気に動くギターとベースのラインとか、オルガンの存在感とか、やっぱり音楽性が独特なんだよね。
○中島●偉『B●ST YO●RS』(毒っぽいのでちと伏せました@2011/9/3)
テレビでちらっと聴いて興味を持って借りてみたけど、これはもう大ハズレもいいとこ。(汗
人間的な感受性と詩的能力を除くすべてを高水準で兼ね備えて、結果はこれか、という感じ。巧妙だけど大仰な編曲、恥ずかしいほど月並みなバカ男的 歌詞。それをまた、発声のいいボーカルで極端にシリアスに歌い上げてしまうから、聴いてるこっちとしては滑稽とも何ともいいようがない。
まったく、なんて上手な空疎なんだろう。(笑)これだけ何でもできるのに。こんなに完成度が高いのに。
偽物、という言葉をこれほど強く意識させられたアルバム(ベスト盤だけど)もあまりない。
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ほかにもまだまだ、レイマンスリーやらCoccoやらポルノグラフィティやらルパン3世やら、聴いたアルバムはいくつもあるんだけど、なんかそろそろ疲れてきたのでやめる。
(※mixiから転載)