ついさっきまで、NHKの衛星放送でやっていたPerfumeの武道館ライブを見ていた。
最近、よくテレビCMで見かける「ネットで借りて 自宅に届き ポストに返却♪」というやつを始めたので、それを利用して先日はアルバム『GAME』も借りてみて。それで気に入ったばかりの3人組。
・・・というか、今めちゃくちゃ人気が出てるトリオだから、大半の人は説明されなくても「ああPerfume。つまりあれのことね」とわかるに違いない。
今回のNHKの放送は残念ながら音声に非常に難があって、曲の魅力を半ば以上拭い去ってしまっていたけど、知ってる曲については脳内補完したりしながら、まあまあ楽しく見られました。
偶然テレビをつけたらやっていたのはラッキーだった。
このグループの面白いところは、ボーカルの声を思い切って加工しているという点だ。ボーカルの加工なんてこのジャンルでは常套手段だ、という話も聞くけど、そのジャンルに慣れつけない僕にとっては正直、今はまだこの手法自体が新鮮。
といっても、僕はただ単にそれだけで感心しているというわけじゃなくて。
実のところ、ボーカルの音色加工というのは例外なく、ボーカルの情感を失わせつつ、それとのトレードオフで音色の面白さを作り出すものだと僕は思っていた。そして、そういう印象を強く持っていたがために、ボーカルの大幅な加工を伴う音楽が僕は全体としてあまり好きではなかった。
ところがこのPerfumeはどうやら違う。
僕が得た情報を総合したところでは、Perfumeの3人は、彼女ら自身の本来の歌唱力がどの程度かはひとまず別として、レコーディングの段階では大したボーカルパフォーマンスをしていない(する機会を与えられていない、というか・・・詳しくは後述)。
もしそれが正しいとすれば、Perfumeの歌から伝わってくる情感というのは、つまりその半ば以上が、レコーディング以降の音色加工によって「付け足された」ものだということになる。
以下は某動画配信サイトYTで見かけたテレビ番組と思しき動画とかから学んだ、いわば伝聞に過ぎないので、どこまで正確な情報かわからないけど。
プロデューサーの中田ヤスタカという人(とても有名らしい)は、彼女らをいきなり自宅スタジオに呼んで、いきなり歌詞カードを渡し、いきなりボーカルブースに入ってもらって、まだ歌詞への思い入れや意味の解釈などほとんどできない段階で、ごく平板に歌ってもらうらしい。そして、それを録る。
その平板なボーカルトラックを加工していく段階で彼はマジックを発揮する、ということのようだけど(デマだったらごめん)、要はそういう平板なボーカルトラックの方が「加工する」という前提からすればいじりやすい、ということが上述のレコーディング方法の理由であるようだ。
結果、できてくる人工的なPerfumeのボーカルトラックは、十二分なくらいの情感をたたえる一方で、歌詞が聴き取り不能になることもなく、むしろその歌詞の意味を反映して強く伝えようとするかのような力を備えたものに変わっている・・・ように、僕には聴こえる。
少なくとも、僕が多少は聴き込んだアルバム『GAME』所収の『マカロニ』なんかを初めとする数曲は、歌詞の魅力がビビッドに伝わる名曲だ。
ちなみに・・・そういうPerfumeの創造的な魅力が、いったいどの程度まで彼女ら3人に起因するもので、どこまでが上記の中田ヤスタカさんの豪腕によるものなのか、というのが、僕が今日NHKのライブ映像を見ている中での小さな興味だった。
たとえばGAMEアルバムにおいて、Perfumeは作詞作曲編曲をすべて中田ヤスタカに委ねている。この中田さんという人は、作詞もかなり見事だと思う(普通の歌唱で普通のボーカルが歌ったら恥ずかしいような歌詞だ、という指摘を見かけたこともあって、そうかもしれない、と僕も思った。でも、彼は最初からこういうボーカル前提で歌詞を書いているはずだから)。
しかも、ボーカル録音の際には、上述したような奇妙な加工前提の録り方をして、Perfumeにはライブではともかく、レコーディングの段階ではいわゆる「歌詞に命を吹き込む」チャンスがどうやら与えられていない。
その点を加味して考えたときに、Perfumeの3人はまず第一に、醒めた言い方をすれば優秀なアイドル、真剣に評価するなら優れたパフォーマー、ということまではまあ間違いなくいえるとして、それ以上の何かを持っているんだろうか?
Perfumeの音楽性自体の一翼をも担ってしまうような、創造的なセンスのあるメンバーが実は3人の中にいたりするんだろうか??
・・・そんな興味を抱きながら、ライブ映像に交えられて出てくるインタビューとかを見たんだけど、そういう意味では、少なくとも今のところ、そういう萌芽を持っていそうな人はいないみたいだなあ、と正直なところ思った。(笑)作る人たちじゃなく、あくまでも演じる人たちだ、彼女ら3人は今現在。
もちろん、それで充分でもあるんだけど。でも、これで誰か1人でも、クリエイティブな輝きみたいなものを感じさせてくれるメンバーがいたりしたら、僕はちょっと、心底惚れ込んでしまってただろうな。
そう思わされるくらい、僕にとって新鮮な魅力を備えたPerfume~中田ヤスタカの音楽世界ではありました。
面白いですよ。Perfume。
11月10日ごろからの体調不良がずっと長引いていて、今後に向けた不安が否めない日々が続いています。
ごく最近も、そのことに起因したと思しきちょっとした失敗のようなできごとがあって、精神的にもだんだん余裕がなくなりつつある。
人ってものは、一時的な不調なら許してくれる。でも不調が恒常化すれば、「この人はそういう人だ」と判断するようになっていくものだ。
このことはほとんど感覚のレベルで決定的に起きてしまう無意識の価値判断みたいなもので、たぶん理性では止められない変化なんだと思う。
そもそも僕が中学2年生だったころ、持病が表面化したときにしたってそうだった。僕には、ちょっとやそっとの異変なら何もなかったように流してもらえる程度の人望だって当時あったのに。
そういう、どちらかといえば安定していた状態から、僕がどのようにしてクラスの大半の生徒から距離を置かれていったか。
結局、「常にそういう人」だ、という評価が定着すれば、「そういう人」としての像しか相手の目には映らなくなる。
ぼかした言い方をしようとして、なかなか人に伝わりづらくなっていそうな気がするけど(汗)、要するに、まさにそういうことなんだ。
僕の持病はたまたま、あからさまな精神疾患とかではなかったけど、・・・まあ、そんなことはどっちにしたって同じことだ。
それはさておき、今現在の体調不良について。
体調が悪いということは実に大変なことで、表情も立ち居振る舞いも受け答えも、常の僕のようではない、ということを意味している。
ただでさえ虚弱な身体条件を、普段は突きのけるようにして、自分なりに思っている自分であろうと、いわば常に気を張って人とも会っているわけだけど(これは誰でも、多かれ少なかれそうだ。もちろん)、それが維持できなくなってくる。
具体的には、表情が乏しくなり、感情が鈍くなり、それなりに感情が動いているときでも表情に出せなくなり、ちょっと動けば疲れ、人と話しても疲れ、その上アルコールでも入れば身動きが取れなくなって眠り込んだり、かと思えば夜は酔おうが何をしようが眠れず、眠っても数時間で起きてしまったり、あるいはときに半日眠り続けたり・・・胃の調子が悪かったり頭がすぐ痛くなったり、その他その他、もろもろの不具合が四六時中つきまとう。
要するに、どこからどう見ても、通常の「身体の悪い僕」の水準をはるかに超えて、楽しげな人間ではなくなってくるわけだ。(笑)
ちょっと体調の推移を振り返ってみると、例によって今を去ることずいぶんになるけど、11/8(土)に母がN叔母に誘われてスペインに出かけた。
実のところうちは家計が苦しいので、基本、海外旅行どころじゃないというのが現実だけど(ついでにいうと、国内旅行どころでもないというのも現実)、このときはN叔母がペアの格安ツアーのチケットを調達済みで、「途中の雑費くらいしか考えなくていいから一緒に行かない?」というようなことを言ってくれたので、母も一念発起して出かけたわけだ。
いかんせん、格安ツアーにふさわしくというか、食べ物の質が劣悪だったらしくて、もともとよくない胃が終盤にはほとんど動かなくなり、体調的にはかなりキツかったようだけど、それでもスペインはよかった、と母は話してくれた。僕も母が撮った写真をだいぶ見た。
ドンキホーテゆかりの町に記念撮影用の顔出しボード(と呼ぶのが正しいのかは知らない)があって、叔母がツアーの出資者にふさわしくドンキホーテの顔窓から、そして母がツアーの便乗者にふさわしく(?)サンチョ・パンサの顔窓から顔を出している写真などもあって面白かった。
それはいいんだけど、お留守番中の僕の身にはちょっとした不幸が起きていて、それは風邪。ものすごく怠くて、鼻水と喉の痛みを伴い、日を追って食欲が失われていくという、絵に描いたような風邪の諸症状だった。
これは苦しい、熱もぜったい38度くらいは出ているだろう、と思って何度測ってみても体温は常に36.7度止まりという、ちょっと首をかしげたくなるような奇妙な風邪で、ただしそれがなかなか治らない。それでも5,6日が過ぎるうちにやっと食欲なんかが戻る気配が出てきたころ、母が帰ってきたという案配だった。
そして本当の問題はそれ以降。つまり、きょう今現在に至る3,40日間だ。
風邪のピークのときほどじゃないとはいえ、怠くて思うように動けない。睡眠障害が激しく、かつ不安定。疲労が著しい。喉がすぐ枯れる。ものごとへの反応が鈍い。頭の回転が鈍い。そして、鬱傾向。
もともとの健康の水準がごく低いところにあるもんだから、そういう現象がものの見事に継続して出てきてしまってる。
結局のところ11月の風邪は、表面的には治ったに似ているようだけど、実際には治ってないように思える。というより、僕が見てもらってる東洋医学屋さんも、断定的にそう指摘してる。
そうして、体調が悪い。ずー・・・っと、ただただ、悪い。
この状態が続いてしまうと、僕は「こういう人」ということになってしまうんだよ。このことを僕は、持病と虚弱に苦しんだティーンエイジ以降の長い長い経験の中で知り抜いている。
知り抜いている、というのも自惚れかな。もしそうだとすれば、恐怖とともに刷り込まれている、と言い換えようか。
だから、このところ不安になっている。この不安はかなり大きい。
動くに動けないという現実について、僕は自分に責任がないことを知っているし、今日できることをするしかないことも知っている。
ただ人も時間も、往々にしてそれを待ってはくれない。
このところ2度に渡って日記で触れているBig Fish Audio(http://www.bigfishaudio.com/)の詐欺的商売(疑惑)の一件の続き。
『Boycott “Big Fish Audio”』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1028679012&owner_id=58749
『Big Fish Audioに警告のメールを送ってみた』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1031013589&owner_id=58749
いよいよ非常手段に出るよりほかはない、と覚悟して、先ほどこの取り引きに使った楽天のクレジットカードの窓口に電話で連絡してみました。
結論としては、
「楽天KCが(それとも、楽天から依頼を受けたVISAがってことになるのかな?)調査の上、状況がわかり次第こちらに連絡、ということになる。それには最長で2ヶ月かかる。支払いの代金はいったん引き落とすことになるが、調査の結果に応じて払い戻されるという形になるのでその点は了解を」
・・・という趣旨。
これが文字通り実行されるとすれば、何も問題はないです。
実は「教えて!goo」の過去ログに、楽天KCのカスタマーサービスはまったく当てにならないという趣旨の情報が出ていて、すごく不安だったりもしたんだけど。(笑)
『海外通販のトラブルについて(クレジットカード絡み)』
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2176601.html
この過去ログ自体は、文面からいっても信憑性は高いと思うものの、2,3年前の記事だから今はもう少し対応が練れているということなのかな。それとも、この人に対応したのがよほどハズレの担当者だったりしたのか。
実のところ、僕もビビりつつ電話したもんだから、最初ちょっと高すぎる声の女性が出たときには、「これは大丈夫かな?」と一瞬心配したりもした。
でも結果からいえば、とてもよかったよ、その人。話が進むにつれて、最初はやたらと高かった声がだんだん自然なトーンにまで落ち着いていくのがちょっとおかしかったけど、総じてなかなか優秀な人であった。
要は緊張しいで、それが声に出ちゃうタイプなんだろう。緊張しいなのは僕も一緒だからあの感じはよくわかる。
もちろん、窓口対応がよかったからといってこれで安心とはいかないし、ああだこうだで金だけ取られる結論にならない保証はないという気がするけど、とにかく第一段階としてはよかった。
楽天KCが、少なくとも窓口レベルでは「メチャクチャではない」ということがはっきりしたのもよかった・・・人語を解する人が一人もいないかのようなカスタマーサービスだって、世の中に腐るほどあるからね。
そういうわけで、とりあえずは連絡待ちです。ここから、うまくいくといいな、と思う。