忌野清志郎「デイ・ドリーム・ビリーバー」

忌野清志郎のことは、尊敬している。生前も尊敬していたけど、ちょっと声質が苦手で、深くは知らなかった。「誇り高く生きよう」の入っているアルバムを聴いて、いいなと思って。いずれそのうち、もう1、2枚、彼の作品を聴いてみよう。と思ううちに、彼はこの世の人ではなくなった。

その後、3.11の大地震と、それに続く原発事故があり、彼の「サマータイム・ブルース」…国内の有名な反原発ソングの中ではおそらく唯一、原発事故を対岸の火事とせず、「自国で起こりうる事態」として歌った曲…が方々でフィーチャーされるにつれ、彼の歌を聴く機会も増えた。

忌野さんは、晩年がいいね。近年になればなるほどいい。人の魅力も、歌の魅力も、年齢で決まるものではないと教えてくれた一人だ。ロック界にはそういう人はけっこういるけど、でも多くはない。

「ずっと夢を見て安心してた僕はデイ・ドリーム・ビリーバー そんで、彼女はクイーン」

この曲自体に、僕自身は大した思い出はないんだけれども。ああでも、ちょっと、たとえばこの歌が赤いパソコンから流れてくる情景、空気。といったものが、この曲を聴くたびに脳裏をかすめることまでは、どうやら否定できないようです。

いつかもう1度、温かい思い出になってくれたらいいな。

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